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電子契約サービスの選び方をAIで整理する方法|比較のポイントと契約業務全体の効率化

契約書のやり取りを電子化したいと考えても、電子契約サービスは機能や料金体系が似ていて、どれを選べばよいか判断がつきにくいという声をよく聞きます。営業担当から資料を集めても比較軸がそろわず、結局「なんとなく知っている名前」で決めてしまうケースも少なくありません。この記事では、電子契約サービスを比較検討する際に押さえておきたい観点と、AIを使って検討作業そのものを効率化する方法を整理します。

電子契約の比較でつまずきやすいポイント

電子契約サービスの選定でよく出る悩みには、次のようなものがあります。

  • サービスごとに料金プラン・従量課金の条件が異なり、単純比較がしにくい
  • 電子署名(電子サイン型)と当事者型・立会人型の違いが分かりにくい
  • 取引先が別サービスを使っている場合、送受信の互換性が気になる
  • 契約書のテンプレート管理やワークフロー承認機能の有無が資料だけでは判断しづらい
  • 社内稟議に出す比較表を作る手間がかかる

これらは「情報を横並びに整理する」作業に時間がかかっていることが原因であり、AIが得意とする領域です。

AIで比較検討を進める手順

ステップ1:自社の契約業務の現状を整理する

まず、月間の契約書の件数、主な取引先の数、現在の押印・郵送フロー、承認者の人数などを箇条書きでAIに整理してもらいます。現状を言語化することで、必要な機能の優先順位が見えてきます。

ステップ2:比較項目のたたき台を作る

次のような項目をAIに提示させ、自社に合わせて過不足を調整します。

比較項目確認するポイント
契約方式電子署名型・当事者型・立会人型のどれに対応するか
料金体系月額固定・送信件数従量・アカウント数課金のどれか
承認フロー社内の稟議・多段階承認に対応できるか
外部連携会計・電子帳簿保存法対応システムとの連携可否
取引先側の負担取引先がアカウント登録なしで締結できるか

この比較表をベースに、各サービスの公開資料を読み込んで空欄を埋めていく作業を、AIに一次整理させると検討スピードが上がります。

ステップ3:稟議・社内説明用の資料をAIでまとめる

比較表ができたら、導入の狙いと期待効果(郵送コスト削減・契約締結までの日数短縮など)をAIに文章化させ、稟議書のたたき台を作ります。数値化できる部分(現状の郵送件数・平均締結日数など)は必ず自社の実データを使い、根拠のない数値は書かせないようにします。

ステップ4:試験導入の範囲を決める

いきなり全社展開せず、まずは特定の部門・特定の契約類型(秘密保持契約など定型性が高いもの)から試験導入する範囲をAIと一緒に整理すると、切り替えの負担を抑えられます。

導入後に見直したいこと

  • 電子帳簿保存法の要件を満たした保存・検索ができているか
  • 取引先からの問い合わせ(電子契約に不慣れな相手への説明)が想定より多くないか
  • 承認フローが実際の組織体制と合っているか、運用開始後に確認する
  • 契約類型ごとにテンプレートを整理し、入力の手間を継続的に減らす

比較検討の段階だけでなく、導入後の運用も定期的に見直すことで、電子契約の効果を安定して得られます。

まとめ

電子契約サービスの選定は、比較項目を整理してから各サービスの情報を当てはめる作業が大部分を占めます。この一次整理をAIに任せることで、検討にかかる時間を減らし、社内説明用の資料づくりもスムーズに進められます。まずは自社の契約業務の現状を書き出すところから始めてみてください。

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