AIWAY GroupのFLEXで社内の問い合わせ対応を軽くする|総務・経理への「同じ質問」を社内FAQに変える手順
「この申請はどこから出すのですか」「備品の場所はどこですか」「経費の精算の締め切りはいつですか」。総務や経理の担当者には、同じような質問が、日を変えて何度も届きます。一つひとつは短いやり取りでも、集中して作業している最中に呼ばれるたびに、手が止まってしまいます。AIWAY Groupの業務AI「FLEX」には、社内のFAQや問い合わせ対応を支える機能があります。この記事では、同じ質問を社内FAQに変えて、社内の問い合わせ対応を軽くする手順を紹介します。
社内の問い合わせが仕事を細切れにする
社内の問い合わせには、次のような特徴があります。
- 質問の内容は毎回ほとんど同じ
- 答えを知っているのが、特定の担当者だけ
- 急ぎではなくても、聞かれるたびに作業が中断する
- 担当者が休みの日は、誰も答えられない
担当者に聞けば早い、という状態は、聞く側には便利です。ただ、答える側の時間は、少しずつ削られていきます。どの部署から手をつけるかは、AI導入はどの部署から始めるべきかでも整理しています。
手順1:2週間分の「聞かれたこと」を書き出す
最初に、実際に何を聞かれているかを集めます。
- 2週間のあいだ、聞かれた質問を一言ずつメモする
- メール、チャット、口頭で聞かれたものを区別せず、同じ一覧に入れる
- 質問した人の名前は書かず、質問の内容だけを書く
2週間もたつと、同じ質問が何度も出てくることに気づきます。多く出てきたものが、最初にFAQにする質問です。
手順2:答えを「そのまま渡せる形」にする
質問の候補が決まったら、答えを書きます。次の点を意識すると、読む側が迷いません。
- 結論を先に書く:「経費の精算は、毎月25日までに提出してください」のように、最初の一文で答える
- 手順は番号をつける:申請の出し方は、1・2・3と順番に並べる
- 出す場所を書く:書類のありか、システムの名前、連絡する担当を書く
- 例外は別に書く:特別な場合は、「この場合は担当に相談してください」と分ける
書いた答えは、実際に聞かれたときに、そのまま渡せる形になっているかを確かめます。
手順3:FLEXに任せる部分と、人が答える部分を分ける
FLEXは、社内FAQや問い合わせ対応の補助ができる業務AIです。ただし、すべてをAIに任せるのではなく、役割を分けておくと安心です。
| FLEXに任せやすいもの | 人が答えるもの |
|---|---|
| 申請の出し方、書類のありか | 例外的な扱いの判断 |
| 締め切りや提出先の案内 | 個人の事情にかかわる相談 |
| 社内のルールの説明 | 人事や評価にかかわる内容 |
人が答えるものについては、「担当者に確認します」と返し、担当へ引き継ぐ形にします。AIに任せるのは、答えが決まっている質問だけにするのが基本です。
手順4:使いながら、答えを直していく
FAQは、一度作って終わりではありません。次のように、使いながら育てていきます。
- 答えられなかった質問があれば、FAQに足す
- 制度や締め切りが変わったら、すぐに答えを直す
- 同じ質問が減らないものは、答えの書き方を見直す
月に一度、10分だけ見返す時間を決めておくと、古い情報が残りません。FLEXの機能の全体は、FLEXでできることでも紹介しています。部門ごとの使い方は、部門別に使う例も参考になります。
担当者の時間が戻ると、できること
同じ質問への対応が減ると、担当者の時間は、次のような仕事に使えるようになります。
- 毎月の締めの作業に、中断されずに集中する
- 制度の見直しや、書類の整備に時間を使う
- 新しく入った人への説明を、落ち着いて行う
「聞かれるたびに手を止める」から「FAQが答える」に変わるだけで、一日の流れが整います。
会社の外への発信も、AIに任せられる
社内の問い合わせが整ってくると、次は、会社の外へ向けた発信が気になってきます。ホームページの更新やブログ、SNSへの投稿までは手が回らない、という会社も多いはずです。いまは、パソコンやAIにくわしくなくても、チャットでひと言たのむだけで、公開や投稿までやり切るAIを使えます。社内の仕事はFLEX、外への発信はAIWAY GroupのAIKOAIというように、任せ先を分けて考えられます。
まとめ
社内の問い合わせを軽くするには、2週間分の質問を集め、よく出るものから答えを整えて社内FAQにするのが近道です。FLEXには、答えが決まっている質問を任せ、例外や個人の相談は人が受ける、という分け方で使います。月に一度の見直しを続ければ、FAQが少しずつ育っていきます。まずは、先週いちばん多く聞かれた質問を一つ、答えの形に書いてみてください。