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Zapierで業務自動化を始める方法|クラウド型ノーコード連携ツールの導入手順

「業務自動化に興味はあるが、サーバーを用意したりITの専門知識が必要だったりするなら手が出しにくい」——そう感じている担当者に向けて、クラウド型のノーコード自動化ツール「Zapier」を紹介します。アカウントを作ればすぐに使い始められる手軽さが特徴で、環境構築の負担なく最初の1本を試すのに向いています。

Zapierとは何か

Zapier(ザピアー)は、複数のアプリやサービスを「トリガー」と「アクション」でつなぐクラウド型の自動化ツールです。「フォームに回答が届いたらチャットに通知する」「メールが届いたら内容をスプレッドシートに転記する」といった処理を、プログラミングをせずに画面上の設定だけで組み立てられます。対応するアプリの種類が幅広く、すでに社内で使っているクラウドサービスをそのまま連携先にしやすい点も特徴です。

Zapierが向いているケース・向いていないケース

状況向いている・向いていない
すぐに自動化を試してみたい向いている(登録後すぐに設定を始められる)
サーバー管理ができる担当者がいない向いている(クラウド側で運用されるため保守の手間がない)
顧客情報など機密性の高いデータを外部に出したくない向いていない(社外のクラウド環境を経由する)
処理件数が非常に多く、コストを抑えたい向いていない(処理件数に応じて料金プランが上がっていく)

始め方の手順

  1. 最初の1本を決める:「フォーム回答をスプレッドシートに転記する」など、日々繰り返している単純な作業を1つ選ぶ
  2. トリガーとアクションを設定する:「何が起きたら」「何をするか」を画面の指示に沿って設定する
  3. テスト実行で結果を確認する:本番のデータで動かす前に、テスト用のデータで正しく処理されるかを確認する
  4. 数週間動かして安定性を見る:問題がなければ、次に自動化したい作業へ1本ずつ広げていく

業務での活用例

  • 問い合わせフォームの回答内容を、担当部署ごとに自動でチャットへ通知
  • 請求書発行後、入金確認用のタスクを自動で作成
  • 名刺管理ツールに登録された連絡先を、営業リストへ自動で追加
  • 採用応募があった際に、選考管理シートへ自動で行を追加し担当者へ通知

導入前に整理しておきたいこと

Zapierは複数のクラウドサービスを横断してデータを扱うため、連携するアカウントの権限範囲を事前に確認しておくことが大切です。個人アカウントで連携を作ってしまうと、担当者が異動・退職した際に自動化が止まってしまうことがあります。部署共有のアカウントで連携する、あるいは誰が連携設定を管理しているかを記録しておくといった運用ルールを、最初の1本を作る段階から決めておくと、後々の引き継ぎがスムーズになります。

よくある質問

Q. 無料プランでも業務に使えますか?

処理できる件数や連携できるアプリ数に制限がありますが、最初の1本を試す段階であれば無料プランでも十分に効果を確認できます。

Q. n8nやMakeとはどう違いますか?

考え方は同じですが、Zapierは環境構築が不要ですぐ使い始められる点が強みです。処理件数が増えてコストが気になってきた段階で、他のツールへの切り替えを検討する流れが一般的です。

Q. 複数の部署で同時に使い始めても大丈夫ですか?

仕組みとしては可能ですが、最初から複数部署で並行して始めると、連携設定が誰の管理下にあるか分かりにくくなります。まずは1つの部署・1つの業務で運用の勘所をつかんでから、他部署へ広げる進め方のほうが安定します。

まとめ

Zapierは、環境構築の手間をかけずに業務自動化の効果をまず確かめたい担当者に向いたツールです。小さな1本から始め、効果を確認しながら対象業務を広げていくことが、無理なく定着させる進め方になります。AIWAY Groupでは、どの業務から自動化すべきかの棚卸しからツール選定・導入後の運用まで支援しています。定型作業をAIに任せて手放すという発想は、AIKOAIが手がける海外販売までの支援にも共通しています。

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